[カジノ・ロワイヤル:スクリプト(脚本)]ル・シッフルの設定
『007 Casino Royale/カジノ・ロワイヤル』のスクリプト(脚本)なんぞgetしてしまったわたくし。
映画って脚本読むと発見があったり、編集or撮影でカットされちゃったシーンなんかが満載でめちゃくちゃ面白いんです。
さっさと海外からお取り寄せして、今やっとVESPERと会ったところまで読みました。
「おぉ!そんな設定が!」と思ったことなどを語っていきたいと思います。T女史の字幕、個人的には「抜いてるねぇ・・」と思う部分や「ほんとにそうなの?」と思う部分がやはりあったので、そこら辺の確認も含めて。
わたしのへたれ英語ですので、激しい思い違いがあったらそこは笑ってやってくださいまし(^_^;
まずは、ル・シッフル、君は死んでいたのかっ?!編
ネタバレばかりですので、未見の方はお戻りくださいませ。
ル・シッフル、フセインに殺されたはずだったの?
MのID/passwordで陸軍情報(でしたっけ?)にもぐりこんだジェームズ・ボンド。
「M、あなたのIDでボンドが・・・」と叩き起こされたMが眺めるのは、ボンドがまさに今見ている画面。
ディミトリアスが出てきて、別の男の人が出てきて、最後にル・シッフルが出ますが、この時、ル・シッフルの写真には赤字で[EXECUTED]の文字が。
つまり、「処刑済」(で合ってるかな?)
書類上は、既にお亡くなりあそばしているようです。
その後、マイアミ空港でのテロを阻止した後にやってきたMとボンドが言葉を交わす中でル・シッフルがテロリストのプライベートバンカーだと説明されますが、脚本には、
Saddam took a disliking to him after Desert Storm and cut off his head.
とありました。
サダム(・フセイン?)は湾岸戦争後ル・シッフルに嫌気がさしてcut off his headしたそうな。
ル・シッフル。あのサダム・フセインの粛清から逃れたんですか?それとも、単に「お前は首ぢゃ~!」と追放されただけでしょうか。
いずれにせよ、ル・シッフルが書類上は「EXECUTED」扱いだったこと、確認できてよかったです。
劇場でちゃんと映像を見て「EXECUTED」には気づいていたんですが、それがどんな意味を持つのかまで拾いきれていなかったので・・・
<追記>
これ、EXECUTED=処刑済み、と思い込んでいたのですが…MI6上、死んだことになってたのか、なっていなかったのか。。。よく分からないorz