ダニエル・クレイグのここが好き その1
新ジェームズ・ボンドが発表になった時、
「えっ?この人が次のボンド???!!!!」
と思った。
ブロンドにびっくり。
ロン毛でやさ&やわオトコに見えて、「これがボンド?!」と。
お気に入りのボンドがピアース・ブロスナンだからイメージのあまりの違いに激しく驚いたらしい。
が、劇場公開された「007 カジノ・ロワイヤル」を観て、それまでの不満&不安は一気に昇華。
うおぉぉぉぉ~!(☆o☆)
見事に堕ちました。まっさかさま(^^;
我ながら、単純!・呆
だって、まさかあそこまで見事に「ヲトコくさい」人だとは、新ボンド決定の時には思えなかったんですものっ!
どこかのレビューでも目にしたけど、ダニエルの魅力のひとつは多分その「男くささ」。
例えば、同じ英国俳優でもコリン・ファースやヒュー・グラントに見られるようなノーブルさ、middle-upper~upperのsnobさはダニエルにはないと思う。(悪い意味じゃなくて)
多分、訓練すれば完璧な上流英語アクセントで話すこともできるんだろうけど、貴族めいた話し方はもしかしたらダニエルには合わないかも。
working class出身といえばこれまたお気に入りショーン・ビーンがいる。けど、ショーン豆氏とダニエルもこれまたオーラが違う。
うまく表現できないボキャブラリーの乏しさが悲しいけど・・・なんだろな。
ショーンもworking classと区別されるけれど、貴族を演じさせても違和感が全くない。どこか気品があって、庶民っぽさが少ないというか。
もちろん、サッカー馬鹿だったり、酸を振り回すチンピラだったりする時も全く違和感がないので、庶民もOKなんだけど、なぜかショーンはどんな人物を演じてもどこか優雅。
Sharpeも優雅。ケンカに弱くて(笑)女に弱い。(Sharpe's Eagleにダニエルが出てるらしい!確認しなきゃ) ショーンはシェフィールドだから北部出身なんだけど・・
ダニエルはかなり庶民くさいと思う。(貶してるんじゃなくてっ) もちろんスーツは見事に着こなしてるし、雑誌・TV・ネットから得られる情報ではちゃんと英国紳士らしいのだけれど。。ケンカに強くて女にも強そう(爆笑)
そんなイメージの原因が、あのちょっと突き出した唇なのか、下がった目尻なのかは自分でもよくわからない。
でもあの唇。「悪ガキ」度が高くて好き♪(笑)
まだ若いから当たり前かもしれないけど、「男の子」な部分と「大人の男」の部分が混ざりきらずにいるのがいいのかな~。
あの碧い瞳は本当に見事なblueで、どうやったらこんな色が出るのかと思うほど綺麗。
だけど、「カジノ・ロワイヤル」を見ていてもうひとつヤラレタのは、あの口元。
口を尖らしていたかと思うと、片方の唇の端だけ上げて
ニヤッ
くぅぅぅぅぅぅ~~~(悶絶)
cuteなのかsexyなのかももう分からなくなるくらい、目が釘付け(@p@) もちろん、ダニエルがわざと口を尖らせていたわけではなく、そう見えるだけなのは分かってる。でもでもっ(じたばた)
あ~、これは今回の「カジノ・ロワイヤル」だけに言えることかもしれないけど、新ボンドの魅力は、
「未完成さ」
だったのかも。
公式サイト&チラシetcを見て毎回苦笑してたのが、「タキシードを着崩すボンドって・・・」
一部の隙もなくタキシードを着こなし、例えテムズ川に潜っても、ちょいとネクタイを緩める程度だったボンドを思うと、びろろんと服を着崩すボンドはまるで悪ガキ?!
でも、甘~~い笑顔で塗り固めたボンドより、汗のニオイがしそうなくらいのボンドの方がリアリティがあった気がする。
(放置したら文字通り臭くなりそうだけど・・・滝汗)
いかん・・・まとまらなくなった(^_^;
とりあえず、ダニエルの魅力その1はあの「ヲトコくささ」。走り回ってない大学教授(「Enduring Love」)でもじゅーぶんプンプンしてたので、これはきっと本人のオーラなんだろうな~♪♪